「介護保険」という制度は、社会保険の5つの中のひとつ
「介護保険」という制度が始まったのはいつからなのか、皆様ご存じですか?
正解は2000年4月から。
そして、この「介護保険」という制度は、3年ごとに内容が見直され、制度改正がなされてきました。
ということは、来月の4月(2021年3月時点)には制度が改正、施行されることになります。内容はすでに関係各所に通知があったり、介護事業所等に勤務していない方でも、インターネットなどを活用することで、情報収集することができるようになっています。制度が始まった頃に比べると、とても便利になりましたね~
さて、「介護保険」という制度、日本の社会保障の中のひとつに数えられます。では、「介護保険」の他はどんな社会保障があるでしょうか。
まず、社会保障は社会扶助と社会保険に分けられます。
社会扶助の財源は税金、いくつかある中でよく耳にするのが生活保護という制度。「介護保険」という制度ができる前は、高齢者の介護は基本的に「社会扶助」で行われていました。
社会保険の財源は保険料、40歳を過ぎると介護保険料を納めます。よって「介護保険」という制度は社会保険の中のひとつになります。
タイトルにある5つの中のひとつが明確になりました。では、残りの4つは?
今回はここまで。次回は残り4つの社会保険に加え、おおまかな仕組みについて紹介しますね。