『ちほう』ではありません!

介護のマメ知識

突然ですが、『認知症』についてどの程度ご存知ですか?

多くの方は「難しくて説明できない」「ボケてる人のことでしょ」といった感じでしょうか。今でこそテレビや新聞等で取り上げられる機会は多くなりましたが、『認知症』という言葉が世に出てきたころは「認知症?ん?」と、まだまだ知られていないのが現状でした。

さて、そもそも『認知症』という言葉が出来たのはいつ頃だと思いますか?

ズバリ、2004年に厚生労働省の用語検討会で初登場しました。それまでは同様の症状のことを『痴呆』と呼んでいました。以前は「痴呆がいるのは一族の恥だ」「外に出さないように家の中に閉じ込めろ」なんていう時代もあったそうです。『痴(おろかで)呆(あきれる)』ですよ、呼び方が良くないですよね。これでは閉鎖的になるのも納得できます。

初登場した2004年以降、この呼び方を行政や介護分野で『認知症』に置き換えることから始まり、医療の分野では2007年頃までには置き換えが完了したそうです。「今日から『痴呆』じゃなく『認知症』と呼び方を変えよう!」と日本中で一斉に始まったのではなく、各分野が時期もバラバラに言い方を変えていきました。

うーん、これってどう思われますか?(ここでの明言は避けます)

 

皆さんは「『認知症』にはなりたくないなぁ」と、思ったことありますか?思ったことがある方は、なぜそう思いましたか?

憶測に過ぎませんが、マイナスのイメージだけを持っておられる方が、まだ数多くいらっしゃるように感じます。正しい知識を得ることで「『認知症』にはなりたくないなぁ」から「『認知症』になっても楽しく生活していきたいなぁ」に変わるかもしれません。

次回は「忘れる」ことについて、皆さんで一緒に考えていこうと思います。

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