実際に介護サービスなどの支援を受けるには?
前回までは介護認定や制度に関する内容などをお伝えしてまいりました。
以下は前回までのバックナンバーです。宜しかったら各タイトルをクリックorタップしてご覧ください。
「介護保険」は強制的に加入、保険料を納めなければならない!!
今回からは「実際に介護サービスなどの支援を受けるには?」について、介護認定を受けたことを前提にお伝えしていこうと思います。
各市町の役所にある介護保険に関する窓口(介護保険課、〇〇長寿課など、自治体によって呼び名は様々あります)のほか、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所に相談します。
ここで介護支援専門員=ケアマネジャーの登場です。事業所内の誰が担当するかが決まると、担当ケアマネさんは生活状況を把握するため、自宅に訪問してくれます。
ここから、訪問に来られたケアマネさんと具体的に話をしていくことになります。その人がその人らしく生活を送るにはどのような支援ができるかを検討するため、介護サービスのことだけに留まらず様々な話をします。ケアマネさんは介護保険証などの確認も必ず行います。
ここで大事なことが、支援を受けようとしている方やその家族は「どういう生活を送りたいか」を具体的に伝えることです。「近所の〇〇さんがデイサービスに行っているから私も」や「〇〇のヘルパーさんは私の家のことよく知っているから」などと言ったところで、担当になったケアマネさんは困ってしまうかもしれません。
ケアマネさんには、より具体的に状況を伝えることにしましょう。それを聞いて、より良い支援内容を提案してくれると思います。そして生活していく中で状況が変わった際は、その都度伝えていくことで状況に沿った介護サービス等を利用することができます。
今回はここまで。次回は、支援内容のひとつである介護サービスについてお伝えします。最後まで読んでいただきありがとうございました。