元気に生活できる体を維持していきたい!と願う方をお手伝いする機器の紹介
暖かい晴れ間の多い季節となり、お出かけや散歩等、生活の中で運動になる機会も多くなる時期となりました。外出制限もやや軽減されつつあり、感染に注意しながら楽しみをまた感じられる生活を皆さんにも送って頂けたらと思います。
また、それと同時に、元気に生活できる体を維持していきたいものです。
併設されている横垣クリニックで行うリハビリでは、様々な機器を設置し、心身機能の維持のお手伝いに対応しています。なかなか機器と言ってもわからない方が多いと思いますので、今回は一番最近導入し、現在多くの利用者様に使用していただいているメドマーについて紹介します。
<メドマーとは>
空気圧を利用した波動型の医療用マッサージ器です。
もともとは病院のICU、手術室で使われる静脈血栓・血管閉塞予防の医療装置ですが、それをより安全に操作性を改善したものが、現在では多くの病院やリハビリセンター、デイサービス、整体院やプロスポーツの世界などで業務用としても実際に使われています。
<実施説明>
①股関節(足の付け根)までのカバーを両足に履く。
②カバー内に空気が流れ、足先から太もも上部まで順に圧迫。
③圧迫と同じリズムで空気が抜ける。
②~③を繰り返す。(約15分)
<効果>
・滞った血液・リンパの流れを促進し、脚のむくみを解消する
・加圧による脚のマッサージで、筋肉をほぐし疲れやコリを和らげる
・血液循環改善効果により発痛物質を除去し、神経痛・筋肉痛を軽減する
・ふくらはぎが温められることにより、脚の冷えを改善する
・下肢静脈瘤やエコノミークラス症候群の予防と治療
・リンパ浮腫の予防と治療
・セルライトの改善
・リラクゼーション・ストレス解消効果 など
以下の方は、使用に注意です。
・医師からマッサージを禁じられている人
(例 : 血栓(塞栓)症、重度の動脈りゅう(瘤)、急性静脈りゅう(瘤)、各種皮膚炎および皮膚感染症[皮下組織の炎症を含む]など)
・発症後6ヶ月以内の下肢深部静脈血栓症を患っているか、もしくはその恐れのある場合。
※「下肢深部静脈血栓症」とは、下肢全体または膝より下が腫れ上がって痛みがあり、立ったり歩いたりすると痛みが強くなる自覚症状のあることをいいます。
・装着部におでき、やけどなど急性炎症や化膿性疾患がある場合。
・ペースメーカーなどの電磁障害の影響を受けやすい体内植込み型医用電気機器を使用してる人
メドマーの効果について、利用者の皆様からは…
「足が軽くなった」
「浮腫みが改善してきた」
「足の色(血色)が良くなってきた」
「膝の痛みが軽減した」
等の感想をいただいています。特に、足が軽くなったようだと感じる方は多いようです。手技でマッサージを受けている効果と似た効果が得られ、マッサージを受けた後のようなすっきりした感じを得られる方が多いです。
座った状態が長いことで固まった足の筋肉をほぐすので、歩くことが少ない方に効果がありますし、普段からたくさん歩く方も、疲労した筋肉をほぐし、また次の日も元気よく歩けるようにと利用される方もいます。
また、足の股関節(付け根)から足先までを圧迫したり緩めたりを繰り返しますので、血行促進により、足先がいつも冷たい方にも効果的です。日々の足のケアには最適な機器ですね!
以上、元気に生活できる体を維持していきたい!と願う方をお手伝いする機器の紹介でした。