介護サービスってなに?どんなものがあるの?

介護認定を受けた方が、状況に応じて利用することができる介護サービス。このサービスの種類、どれくらいあるかご存じですか?
ズバリ、42種類!(介護予防サービス、住宅改修等含む)
この中から適切なサービスを検討し、計画を立てて実際の利用につながっていきます。身体状況や生活環境等に変化が生じれば再度検討、別のサービスを利用することもあります。
42種類ある中から今回は「在宅サービス」に分類される「訪問介護」について紹介します。
まず、「訪問介護」の介護サービスを受けられる方は要介護認定を受けた方になります。要支援認定を受けた方は「訪問介護」の介護サービスを受けることはできません。各市町が実施する総合事業にて支援を受けることになります。(総合事業については別の機会に説明します)
「訪問介護」のサービス概要は「訪問介護員が居宅を訪問して、食事・入浴・排せつなどの身体介護、調理・洗濯・掃除などの日常生活上の援助を行う」とされています。
サービスを受けられるのは認定を受けた本人であることから、できる範囲が決められています。例えば、食事を作るとき多めに作って家族分も用意する、という場合。これはNGです。植木や畑の水やり、ペットの世話、庭の草むしり、本人が普段使わない部屋の掃除、これらもNGです。
外出介助もサービスに含まれていますが、日常生活上で必要な範囲を超える外出介助、例えば、ドライブ、映画鑑賞、外食などはNGです。
「訪問介護」のサービスを利用する際は、ヘルパーさんから十分に説明を受けて活用するようにしましょう。もしも要望したサービスが「訪問介護」の範囲内で受けられない場合、シルバー人材センターや社会福祉協議会など、介護保険以外で支援してもらえるサービスがあるかもしれません。その際はケアマネさんなどに相談するとよいでしょう。
今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。