“つる”と、どうしようもなく辛い!では、つらないようにするには?
ケアハイツ芦原に併設されている「横垣クリニック」
内科・循環器内科・リハビリテーション科があります。
ここに所属のリハビリスタッフから「足が“つる”ことが多くて・・・っていう悩み相談が入居者の方から多い」と聞きました。
スタッフによると「足が“つる”っていうのは、筋肉の伸びを防ぐ筋紡錘、緩みすぎを防ぐ健紡錘があって、健紡錘の方の働きが弱くなると筋肉が異常に縮んで痙攣を起こすこと」だそう。
う~ん、難しい・・・
「それで、なぜ健紡錘の働きが弱くなるかというと、ミネラルのバランスが崩れるから。筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズにするのがカルシウムとカリウム。この2つを調整しているのがマグネシウム。特にマグネシウムが足りなくなるとマズいんですよ」
う~ん、さらに難しい・・・
「ミネラルが不足しないようにするには、ミネラルが多く入っているものをバランスよく食べるといいですよ。いろんな食材にミネラルは入ってますが、マグネシウムの場合は海藻類とかナッツ類が多く含まれていますね。カルシウムは乳製品や大豆製品、カリウムはイモ類や果物類が多いですよ」
ほ~、なるほど。
「マグネシウムなどのミネラルを摂取するだけじゃなく、水分補給も大事です。運動しているときや寝ているときに汗をかくことで起こる脱水には要注意です」
「冷えなんかで血行不良になると、働きが弱くなることもあります。あとは歳をとると・・・いろいろ衰えますよね」
ふ~、納得です。
バランスのよい食事、適度な運動、こまめな水分補給。普段からよく目にする、耳にすることを守っていれば「足が“つる”」ことは減るのかもしれないですね。